やまなし ひかりの素足

1985年公開の劇場用アニメ「銀河鉄道の夜」で話題となった、ますむらひろし氏の描く美しいコミックスで宮沢賢治の名作が楽しめる大人にもおすすめの作品です。
「やまなし」『クラムボンはかぷかぷ笑ったよ』という不思議なことばで広く知られる短編。サワガニの兄弟の目線で語られる川底の風景と、とつぜん飛び込んでくる外の世界との接触。そこには、容赦ない生死があり、そして豊かな恵みがある。兄弟のあどけない会話とともに、不思議な印象を残す、賢治童話の代表作にして、傑作!
「ひかりの素足」一郎と楢夫の兄弟が吹雪の中で遭難する。二人は懸命に脱しようとするがうまくいかない。そのうちあたりは地獄の様相をおびはじめ、いよいよ追いつめられたところへ大きな青い瞳の人がすべるように現れた。ひかりの素足をもつその人の言葉は、まるで宇宙全体を包み込む言葉のようであった・・・。