気のいい火山弾

【日本図書館協会選定図書】

「ベゴ」という名前は、角のある石どもがつけた名前だ。石どもは、退屈な日には、みんなでベゴ石をからかって遊んでいた。
石どもばかりではない。
くうんくうんと飛んできた蚊までが「どうも、この野原には、むだなものが沢山あっていかんな。たとえば、このベゴ石のようなものだ。ベゴ石のごときは何のやくにもたたない。」と馬鹿にするのだ。ところがある日のこと・・・。