水仙月の四日

【日本図書館協会選定図書】

春の訪れを告げる雪嵐の日の激しくも美しいできごと。
そのとき雪童子が ぷいっとなげつけたヤドリギは、生命のシンボル。
雪嵐の中、死にかける子供の生命はまさに、その雪によって守られた。
冬の中には春がひそみ、死の中には生命が宿る。
子供は雪の中で、目覚めと再生の時を待つ。
大いなる自然への畏れと感謝を込めた宮沢賢治の傑作!
春への予感を含んで冬の終わりを告げる花それが水仙。
透明感のある青い世界がここにあります。