えほんについてのコラム

2017.09.27

読書の楽しみを知る第一歩

  •  
  •  

読書の面白みとは何でしょうか。そのひとつに「非日常の体験」が挙げられるでしょう。
ひとりの人間が経験できる人生は一度きりです。しかし、読書によって主人公の人生を追体験することによって、さまざまな体験を疑似体験できます。たくさんの知識を得ることもできます。読書には、無限の可能性がつまっているのです。そして、その読書の第一段階が絵本にあたります。

 絵本は、お話と絵が一緒になっているためページをめくるたびに「次はどんな話なのか」とわくわくします。同時に、絵があるので少々突飛な設定でも場面把握がしやすく、話の展開もつかみやすいです。
 絵本によっては、韻をふんでいたりオノマトペを巧みに使ってリズムを作っていたりするものもあります。そういった絵本を読むことで、語感をつかんで状況をイメージする力がつきます。また、たくさんの言葉にふれる機会にもつながり、自然に語彙力も向上していきます。語彙力の向上は、表現力の向上にもつながるでしょう。そして、主人公に感情移入して世界に浸るうちに、心もゆたかになってきます。
 
 はじめから一人で読むことはできません。しかし、家族にたくさん読み聞かせをしてもらううちにお気に入りの絵本ができます。そして、読み聞かせに声とともに目で文字をおいはじめ、最後は自分で読めるようになります。そして、年齢を重ねて難しい文章を読むようになっても文字に対する拒絶は薄まることでしょう。自然に読書の楽しみを自然と体感していくのです。お子さまが読書を楽しめるように、まずは親子ですてきな絵本体験をしてみるといいですね。

浜学園国語科 村田先生

進学教室 浜学園で国語科の講師を担当。 低学年の授業から、高学年の受験指導を行っています。

浜学園国語科 村田先生のコラム